住宅を訪問しウソを言って屋根の工事をさせようとしたか 3人が逮捕の事件 2人が起訴 1人が不起訴処分に 広島

住宅を訪問し必要のない屋根の修理を迫ったとして3人が逮捕されていた事件について、広島地検は25日、3人のうち2人を特定商取引法違反の罪で起訴し、1人を不起訴処分にしたと発表しました。いずれも19日付。 特定商取引法違反の罪で起訴されたのは、広島市南区に住む会社役員の男(34)と、広島市東区に住むとび職の男(26)です。 起訴状によりますと、2人は広島市内の住宅3軒を訪れて、修繕工事を急ぎ必要とする異常は確認されていないのに「今すぐ直さないと瓦がずれて隣の家に落ちて迷惑をかけますよ」などと虚偽の説明をして、屋根の修理をさせようとしたとされています。 警察の家宅捜索では▼信用を得るため、高齢者にウケる話をする▼屋根を指摘して危機感をあおるーーなどと書かれたマニュアルが押収されたということです。 一方、2人とともに逮捕されていた広島市安佐南区に住む会社役員の男性(34)については、広島地検は不起訴処分としました。理由については、「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」としています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加