2024年10月、山形市内で自転車に乗った高校生を車ではね、現場から立ち去った疑いで逮捕された県職員の男性について、県は停職2カ月の懲戒処分としました。 懲戒処分を受けたのは、県の農業総合研究センターに勤務するシニア技能員の61歳の男性です。男性は去年10月、山形市西崎の信号機のある交差点で、横断歩道を自転車で渡っていた男子高校生をはね、現場から立ち去った疑いで逮捕されました。男子高校生は軽傷でした。 男性職員は、その後運転免許取消の行政処分を受けていて、県はきのう付で男性を停職2カ月の懲戒処分としました。なお、男性は今月31日付けで定年退職する予定です。 県の聞き取りに対し「県民の奉仕者としての立場にあり、このような不祥事を起こして大変申し訳ない」と話しているということです。