茨城県警笠間署と県警組織犯罪対策2課の合同捜査班は27日、大麻草栽培規制法違反(営利目的栽培)の疑いで、ベトナム国籍で千葉県千葉市、自称アルバイト店員、男(34)=銃刀法違反容疑で逮捕、処分保留で釈放=を再逮捕した。大麻草栽培規制法は、これまでの大麻取締法が名称変更して栽培関連に特化した内容となり、昨年12月に施行された。同法違反での摘発は県内で初めて。同課は認否を明らかにしていない。同課は共犯がいるとみて調べている。 再逮捕容疑は4日、茨城県笠間市箱田の倉庫内で、大麻草323本を営利目的で栽培した疑い。 同課によると、4日に同倉庫で火災があり、通報を受けた県警が大麻草を発見。6日の現場検証中に、倉庫の様子をうかがっていた男を銃刀法違反容疑で現行犯逮捕していた。