F1日本GPドライバーの「のぼり」盗もうとしたか 容疑で男性逮捕

自動車レースのF1日本グランプリ(GP)が開催されていた三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで6日午後3時半ごろ、外国人の男がドライバーの写真があしらわれたのぼり1本(2万2000円相当)を盗もうとしているのを警戒中の警察官が見つけ、窃盗未遂容疑で現行犯逮捕した。 鈴鹿署によると、男は自称オーストラリア国籍で職業不詳のトラビス・ジェイムズ・フィットン容疑者(39)。「母国の選手が入賞したことがうれしく、盗もうとした」という趣旨の供述をしている。 F1日本GPでは6日の決勝で、オーストラリア出身のオスカー・ピアストリ選手(マクラーレン)が3位に入賞した。 鈴鹿サーキットでは2023年9月にもF1日本GPでのぼりが複数持ち去られ、問題になった。 サーキットを運営するホンダモビリティランドは春開催になった24年4月のF1日本GP後、のぼりをチャリティー販売した。今年も実施し、インターネットの専用フォームから応募を21日午後5時まで受け付けている。【村社拓信】

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