“SNS”が起因 未成年被害の事件相次ぐ 背景は「スマホ利用者の低年齢化」【新潟】

“SNS”で知り合い、未成年が犯罪に巻き込まれる事件が全国で相次いでいます。警察は「家庭内でのルール作りを徹底してほしい」と呼びかけています。 3月31日、愛知県一宮市の住宅で女子高校生の遺体が見つかり、死体遺棄の疑いで江口真先容疑者(21)が逮捕・送検されました。これまでの捜査関係者への取材で、女子高校生はオンラインゲームで知り合った人に会いにいくと家族に伝えていて、江口容疑者は「ゲームをしていて口論になり、自分の部屋で刺した」と話していることがわかっています。 一方、県内では“SNS”が起因する事件が相次いでいます。 県警の調べによると2024年、県内ではSNSで知り合い『不同意わいせつ』や『誘拐』『児童ポルノ製造』などの事件に巻き込まれた未成年は26人となっています。 ■高校生 「XのDMとか、たまに変なのが来たりするのでそういうのは怖い。」 ■大学生 「すぐに(SNSで)自分の名前を書かないように気をつけている。」 ■高校生の母親 「任せきりなので、相談してもらえるような環境だといいな。」 ■県警少年課 髙橋雅樹次長 「性被害が多くなっている。SNSの特徴として、“被害に遭っても言いづらい”ということも考えられる。実際に被害を認知しているのはこれだけ。」 未成年が巻き込まれる事件の背景にあるのが『スマートフォン利用者の低年齢化』です。県警は「保護者が利用のルール作りを徹底してほしい」と呼びかけています。 ■県警少年課 髙橋雅樹次長 「ネットで知り合った人とは会わない。画像を撮らない・送らないことを徹底してほしい。」

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