『アメリカから天才たちが消える』名門大への助成金削減と研究者たちの悲鳴、日本は逆にチャンス?玉城絵美教授「優秀な研究者が日本に来る可能性も考えられる」

トランプショックが、株式だけでなくアカデミアにも大きな打撃を与えている。 トランプ政権では、イーロン・マスク氏率いる政府効率化省を中心に、大胆な連邦政府のコスト削減策が進められている。3月、トランプ大統領は教育省の廃止に向けた大統領令に署名した。トランプ氏を支持する保守派の間には、教育省がリベラル思想の温床になっているという不満があった。 上智大学の前嶋和弘教授によると、トランプ政権下で教育や研究分野への攻撃が激しさを増す中、大学も標的にされているという。 「トランプ政権になってから、大学の中で多様性・公平性・インクルージョン、いわゆるDEIを推進している大学を摘発しようとする動きがある。また、パレスチナとの連帯を訴える運動をしている大学も摘発対象になっている。反ユダヤ主義、そしてDEI推進校はアメリカ国家にとって良くないという理由で、狙い撃ちにされている」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加