小学校低学年の女児を何度も殴ったり蹴ったりしたとして、北海道警は19日、小樽市の40代前半の無職の女を傷害容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。女児は搬送先の病院で死亡が確認された。 道警によると、死亡した女児は夫の連れ子。逮捕容疑は、10月17日から18日昼までの間、小樽市の自宅内で女児に対し、腹部を殴ったり足蹴りにしたりするなどの暴行を加えたというもの。 自宅内で倒れている女児を家族が見つけ、消防に通報。搬送時に意識も呼吸も無かったという。搬送先の病院が18日午後1時すぎ、小樽署へ通報していた。 母子は、DVやストーカーの被害者のために設けられた住民基本台帳の閲覧制限支援制度の対象といい、道警は2人の氏名を公表していない。 道警は司法解剖をして女児の死因を確認するとともに、傷害致死容疑も視野に調べている。(新谷千布美)