4月10日午前10時前、静岡県警が俳優・広末涼子容疑者(44)の東京都内の自宅へ、家宅捜索に入った。 7日午後7時前、掛川市の高速道路を走行中に大型トレーラーに追突する事故を起こし、静岡県島田市内の病院に搬送された広末容疑者。奈良県での映画撮影を終えた帰りだったという。翌8日に搬送先の病院で看護師に対して足を蹴ったりするなどのケガを負わせたとして現行犯逮捕。9日には傷害の疑いで送検されていた。 「事故を起こす直前に立ち寄った浜松市内のサービスエリアでは、利用客に『広末でーす』と自ら大声で話しかけたりするなど、不審な行動をしていたと報じられています。 静岡県警による取り調べでは、喜怒哀楽が激しく取り乱したり、会話が成り立たなかったりする様子もあったことから、事故の原因や看護師への暴行は、広末容疑者が普段から服用していた薬の影響が強い可能性もあるとみているそうです。家宅捜索もそうした捜査の一環だと報じられています」(全国紙記者) 家宅捜索が入った4月10日は、広末容疑者にとって特別な日だったようだ。 「広末さんには3人の子供がいますが、4月10日は21歳になる長男の誕生日でした。昨年末から今年1月にかけて全5回におよぶYouTubeチャンネル『Short Hope』に出演した際には、生きる“原動力”は子供だといい『長男がいなかったら、もうとっくに私は終わってるって思いますね。人生諦めるっていうか生きていないかもしれないなって思います、やっぱり。生きる意味が難しかった時期もあるし』と話していました。そんな長男の誕生日に家宅捜索とは……」(芸能関係者) 広末容疑者は3月28日に放送された生態調査バラエティ『ザ・共通テン!』(フジテレビ系)に出演し、人気シェフ・鳥羽周作氏(46)とのダブル不倫騒動以来、約2年ぶりに地上波復帰を果たしていた。 その際、3人の子を持つ母親として、子育てにまつわるエピソードを披露していた。 広末は「うちは(長男が)早く留学したので、留学の時に……あんまりテレビで言うことじゃないけど、使えなかったらカットしてください」と前置きし、その上で、「絶対ドラッグとセックスについては、ちゃんと親として言わなきゃと思って。でも、うちの学校は結構、性教育に対しても早くからやってくれる学校だったから全然違和感なく受け入れてくれて、話した時に『そんなのわかってるよ、当たり前じゃん! 俺そういうのビビりだからさ!』みたいな。だから結構しゃべりましたね」と、長男とのやりとりを明かしていた。 芸能界の第一線で活躍し続けながらも、子供へ愛情を注いできた広末容疑者だが、長男の21歳の誕生日を祝うことはできなかったようだ。