広末容疑者を追い詰めた「高額違約金」「社長業との二足のわらじ」不倫騒動以降の奮闘もすべてが水の泡

4月10日、静岡県警は自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで、女優・広末涼子の家宅捜索に踏み込んだ。 「広末容疑者は7日夜、静岡県掛川市の新東名高速道路で大型トレーラーと追突事故を起こし、病院に救急搬送されました。そして、治療を待っている際、看護師の女性を足で蹴ったり、腕を引っかいたりして、軽いケガを負わせたと報じられています。 その後、傷害の疑いで現行犯逮捕され、静岡県の掛川署に連行されました。取り調べ当初、大声を出すなど不安定な状態だった広末容疑者は、9日に送検されています」(メディア関係者) 広末容疑者といえば、2023年6月、人気シェフ・鳥羽周作氏とのW不倫が報じられ、芸能活動自粛を余儀なくされた。同年7月には、夫であるキャンドル・ジュン氏と離婚。2024年2月には独立し、個人事務所『R.H』の社長として奮闘する1年間を送ってきた。 不倫騒動後の広末容疑者を知る芸能関係者は、この1年間の厳しい “財布事情” をこう語る。 「芸能界に復帰しても、広末さんへの出演オファーは少なかったです。芸能事務所に所属していれば、別のタレントと抱き合わせで仕事が入ることもありますが、個人事務所だとそういうわけにもいかず、積極的に出演依頼をしづらいんですよ。 女優業については、『海外の動画配信サイトがドラマの出演を考えている』などの話も伝わってきましたが、実際にはオファーにつながらなかったようです。女優としての仕事は、2023年のNHK朝ドラ『らんまん』で主人公の母親役を演じたのが最後ですね。 どうやら、不倫報道時に出演していた4本のCMの違約金が高額らしく、その返済も大変でしょう。 2024年7月にはファンクラブ『NEW FIELD』を立ち上げましたが、会費が月980円、年間1万1760円と、ほかのタレントと比べても安くない価格帯で、『広末さんのファンクラブ会費は高い』と業界で評判となっていました」 不倫騒動によって苦しい台所事情となった広末容疑者だが、それに加え、社長業と女優業の “二足のわらじ” がかなりの負担になっていたという。 「事務所の社長である広末さんは、ギャラの交渉や衣装・メイクなど、なにからなにまで自分で決めなければなりません。実際に、Instagramに載せている写真の衣装やメイクに関して、『独立後はセンスがない』と辛辣なコメントも寄せられていました。お金もないし人も足りていないから、きちんとスタイリストやヘアメイクに仕事を発注できなかったのかもしれません。 そもそも、今回の事件だって、社長みずから車のハンドルを握って奈良県の仕事現場に行くなんて普通じゃ考えられません。必要最低限のスタッフで運営していることのあらわれでしょうね」(同) 2024年12月には、25年ぶりとなるコンサートを開催し、2025年に入ると、地元・高知のテレビ局への出演やマラソン大会のゲスト出演など、芸能活動再開の兆しを見せていたのだが……そうした努力も、いまはすべてが水の泡となってしまった。

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