遠田郡の工事現場でインドネシア人2人を不法に働かせた疑い 茨城県の会社員の男を逮捕〈宮城〉

宮城県遠田郡にある建設工事現場で在留期間が過ぎたインドネシア国籍の男2人を不法に働かせたとして、茨城県にある建設会社の社員の男が逮捕されました。 不法就労助長の疑いで逮捕されたのは、茨城県にある建設会社の社員の男(29)です。警察によりますと、男は2024年4月から10月までの間、宮城県遠田郡にある建設工事現場で、在留期間が過ぎたインドネシア国籍の男2人を作業員として不法に働かせた疑いがもたれています。男は会社の実質的な経営者で、従業員の採用などを担当していたということです。 事件が発覚したきっかけは、落とし物として警察に届けられた財布でした。財布の中から期限が過ぎた在留カードが見つかり、警察は2024年10月、財布の持ち主とその場に居合わせたインドネシア国籍の男2人を不法残留の疑いで現行犯逮捕しています。捜査を進める過程で、2人が建設工事現場で働いていたことが判明。今回、2人を働かせていた建設会社の男の逮捕に至ったということです。 警察の調べに対し、男は「外国人を雇っていたが不法就労になるとは知らなかった」と容疑を一部否認しているということです。

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