警察「ストーカー被害相談の認識なし」 住田弁護士「被害届は取り下げさせられた可能性ある」と指摘

元交際相手の女性の遺体を 遺棄した疑いで男が逮捕された事件。 ストーカー被害を訴えていたという女性を救うすべはなかったのでしょうか。 去年12月、行方不明となり4月30日、川崎市にある白井秀征容疑者(27)の自宅から遺体で見つかった、岡崎彩咲陽さん。バッグに入れられ一部、白骨化した状態でした。 その3日後、警察は行方をくらましていた白井容疑者がアメリカから帰国したところを任意同行し、死体遺棄の疑いで逮捕しました。 神奈川県警によると、岡崎彩咲陽さんは去年9月、「白井容疑者から殴られ、蹴られ、ナイフのようなもので脅された」と被害届を提出したものの、翌月には一転、「大げさに話した」などとして被害届を取り下げていました。 行方が分からなくなる直前、彩咲陽さんは警察に9回に渡って、「白井容疑者がうろうろしている」と通報するなど、ストーカー被害の相談をしていました。 なぜストーカー行為は認められなかったのでしょうか。関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」では元検事でもある住田裕子弁護士、ジャーナリストの岸田雪子氏、関西テレビの加藤さゆり解説デスクが、ストーカー事件の特徴や被害にあった場合の対応などについて解説しました。

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