今年4月、支払う能力がないのに、北海道旭川市のラブホテルに宿泊し飲食したとして、54歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定、無職の男(54）です。 この男は、4月11日、旭川市本町3丁目のラブホテルで、支払う意思も能力もないにもかかわらず、宿泊や飲食の代金、合計1万2750円相当のサービスを利用した疑いが持たれています。 警察によりますと、男は11日午前1時半すぎ、1人でチェックインし、缶ビール2本やカップ麺1個をルームサービスで利用。 午後3時過ぎ、料金を支払わずに、従業員に気付かれないようホテルの出入口から逃走したということです。 約15分後、男が逃走したことに気付いた従業員が「ホテルの宿泊客の男性が代金を支払わずに逃げた」と110番通報。 警察は、防犯カメラの映像などから男を特定、約1か月後の５月8日、逮捕しました。 警察の調べに対し、無職の男(54）は「無銭宿泊したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。 警察によりますと、この男は、別の窃盗容疑ですでに逮捕されていて、警察は余罪についても詳しく調べています。