静岡県警警部補を逮捕 事故捜査で虚偽書類作成容疑

交通事故の捜査を巡り、虚偽の内容を記載した捜査書類を作成したとして、静岡県警は16日、虚偽有印公文書作成容疑で、浜松中央署交通1課の警部補、須藤康之容疑者(56)=同県袋井市=を逮捕した。 認否は明らかにしていない。 県警監察課によると、須藤容疑者は浜松市中央区で12日未明、酒気帯び状態で単独事故を起こした運転手の60代男を道交法違反容疑で現行犯逮捕した際、虚偽の内容を記した捜査書類を作成した疑いが持たれている。 同容疑者はこの日、当直として勤務しており、男と面識はなかった。他の捜査員が書類の矛盾点に気付いて虚偽記載が発覚。県警は男を同日夜に釈放し、任意捜査に切り替えたという。 県警の佐藤弘道警務部長の話 誠に遺憾で深くおわびする。事実関係を調査の上、厳正に対処する。

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