5月18日、阿部寛が主演を務める日曜劇場『キャスター』(TBS系)の第6話が放送された。ドラマがクライマックスに差しかかるなか、メインキャストの永野芽郁は、物語から“退場”する可能性が指摘されている。 「報道」をテーマにした同作は、阿部演じる公共放送で活躍していたキャスターの主人公・進藤壮一が、民放のテレビ局に引き抜かれ、社会の闇に切り込んでいく物語。永野は報道番組の総合演出を務める若手局員役で出演している。 しかし、4月23日の「週刊文春 電子版」で、永野と既婚者である田中圭との不倫関係を報じられ、大きな注目を集めることになった。 一連の報道後も、永野はドラマに継続して出演しているが、スキャンダルの影響をうかがわせる場面もあったようだ。 「放送開始前から、『キャスター』公式Instagramで撮影現場の写真を多数投稿し、メインキャストである永野さんのオフショットも見られました。ただ、報道以降、彼女がうつった写真はほとんど載っていません。 5月18日にも、阿部さんを中心に宮澤エマさん、なにわ男子の道枝駿佑さん、菊池亜希子さんといったメインキャストの集合写真がアップされたのですが、永野さんの姿はありませんでした。Instagramのコメント欄では、“仲間外れ”という声まで出ています」(芸能記者) 一方、18日の放送回は永野が演じる崎久保華(さきくぼ・はな)にスポットが当たる回だった。 「崎久保は、娘が難病を患い、臓器移植を考える親子を取材していました。崎久保には、18年前に海外で臓器移植できずに亡くなった姉がおり、そこに主人公の進藤のスクープがかかわっていたことが明らかになります。取材相手の親子に自身の過去を重ねた崎久保は、違法な臓器移植に協力しようとしていまい、葛藤する様子が描かれました」(前出・芸能記者) 犯罪に加担しかねない局員を演じた永野だったが、Xでは 《逮捕されて先久保(永野芽郁さん)降板か!》 《これ永野芽郁を犯罪に加担させて逮捕させてドラマから降ろすフラグ?》 《永野芽郁、途中退場か?》 《来週で退場する勢いだな》 など、ドラマから“退場”する可能性を指摘する声があがっている。現実で永野が置かれる状況と重ね合わせる視聴者もいたようだ。 「不倫疑惑が取りざたされたあとも芸能活動を続けてきた永野さんですが、5月19日には、出演予定だった2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』を辞退したことが発表されました。 『キャスター』では、取材相手に感情移入するあまり、企業倫理に抵触しかねない言動が見られたため、ドラマ内で何らかの“処分”を受け、物語からフェードアウトすることを疑った人もいたのだと思われます。永野さんの出演を減らす理由付けをしているように見えたのでしょう」(前出・芸能記者) 第6話は、永野を中心にストーリーが進行し、臓器移植をめぐる騒動の結末は次回に持ち越されることになった。物語がクライマックスに差しかかるなか、永野の動向が注視されるようだ。 「『キャスター』は阿部さんが主演ですが、作中に登場するほかの情報番組のスタッフにもスポットが当てられています。毎回、話の中心になる人物がいて、今回は永野さんだったわけです。永野さんは今回の第6話と次回の7話に大きく絡むと見られます。 ただ、5月20日の『日刊スポーツ』によれば、すでにドラマの撮影は終了したと伝えられています。永野さんは最終回まで出演するにしても、自身を中心とする話以降、メインストーリーから“離脱”することも十分考えられますよ」(前出・芸能記者) ドラマの公式Instagramに続き、物語からも姿を消してしまうのか──。