裁判所から接近禁止などの命令を受けているにもかかわらず、別居する70代妻に100数十回もメールを繰り返し送ったとして、千歳市に住む無職の男（84）がDV防止法違反の疑いで逮捕されました。 男は3月30日から5月20日にかけて、裁判所の接近禁止などの命令を無視し、妻にメールを100数十回、送り続けた疑いが持たれています。 警察によりますと、札幌地方裁判所は3月11日、男に妻への接近禁止や、やむを得ない理由以外での連絡を禁止する保護命令を出していました。 妻が5月20日に警察署に相談し、事件が発覚。その後の捜査で、男の容疑が固まったため、5月22日に逮捕しました。 警察はメールの内容を明らかにしていません。 調べに男は「早く帰って来てほしいと思った」などと容疑を認めています。 警察は事件の経緯などを詳しく調べています。