福山市の通信制高校で女子生徒が同級生3人をナイフで刺した事件で、女子生徒と被害者の間には人間関係の距離感に認識のずれがあったことが新たに分かりました。 事件があった通信制高校では、28日から対面での授業が再開し、生徒たちが職員に見守られながら登校していました。 今月21日この通信制高校に通う17歳の女子生徒は、果物ナイフで同級生3人の肩や背中周辺などを突き刺し、殺人未遂で現行犯逮捕されました。 女子生徒は「殺してやろうと思って刺した」と容疑を認めています。 高校によりますと、同級生側から女子生徒との距離感や接し方について悩んでいるといった相談があり、対応していたといいます。 警察は女子生徒と同級生の間での人間関係における距離感の認識のずれが、動機につながったとみて慎重に調べています。