広島市の小学校教諭の男が教室でわいせつな行為をしようとしたなどの疑いで逮捕された事件。男が水泳以外の授業中に、「水着の着替えの練習をさせていた」と、苦情が出ていたことがわかりました。 この事件は、広島市立小学校の教諭・中島健夫容疑者が、勤務する小学校の教室で女子児童に対して、わいせつな行為をしようとしたなどの疑いで6月30日に逮捕されたものです。 関係者によりますと、中島容疑者が逮捕された日の昼、保護者から「中島容疑者が、水泳以外の授業中に、少なくとも3、4回、教室で女子に着替えの練習をさせていた」と連絡が入っていたことがわかりました。 また、保護者説明会では、中島容疑者が女子の体育の着替え中に教室に入ってきたという話もあがりました。校長らの聞き取りに対し、中島容疑者は当時、「『早くしなさい』と扉を開けて言ったが入っていない」という内容の話をしていたということです。 学校ではスクールカウンセラーと連携し、児童の心のケアなどに注力するということです。