架空の投資運用会社名乗り出資金だまし取ったか 自称個人投資家の男ら3人逮捕 警視庁

架空の投資運用会社を名乗り、元本保証や高い利益率をうたって出資金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課は詐欺の疑いで、札幌市の自称個人投資家、渡辺雄介容疑者(40)ら男女3人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。令和2年からの約2年半で、約130人から3億円ほどを集めていたとみられる。 捜査関係者によると、3人は令和3年10月~4年9月、東京都内の50代の男女3人から、投資名目で計約8千万円をだまし取った疑いが持たれている。 渡辺容疑者ら3人は交流サイト(SNS)や資産運用のコミュニティーで知り合ったとみられ、架空の投資運用会社をかたって投資を勧誘。出資金によって株式や暗号資産(仮想通貨)を運用するとし、元本保証の他、月15~70%の利益が得られるなどとうたっていた。集めた金の一部は違法な外国為替証拠金取引(FX)に投じて損失を出すなどし、出金には応じなかったという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加