今月2日、厚木市で、横断歩道を渡っていた20代の男性が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、逮捕された男が、「パニックになって逃げてしまった」と話していることが新たにわかりました。 ひき逃げなどの疑いで送検されたのは、自称・茨城県の無職の男(52)です。 県警によりますと、男は今月2日午後11時頃、厚木市泉町の市道で、横断歩道を渡っていた男性(28)を車ではねて、そのまま逃走した疑いが持たれています。 男性は事件後、病院に搬送されましたが、死亡しました。 事件の翌日に、男が乗っていた車が茅ヶ崎市内の民家の敷地内で発見されていて、県警が行方を追っていましたが、おととい、男が厚木警察署に出頭し、その後逮捕されました。 調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めていて、その後の調べで「事故を起こしてパニックになって逃げてしまった」と話していることが新たにわかりました。 県警が事件のいきさつを詳しく調べています。