訪問した民家から銀杯や指輪を持ち去ったとして、兵庫県警垂水署は11日、窃盗容疑で、大阪市福島区に住む自称買い取り業の男(28)を逮捕した。署の調べに「自分がやりました。間違いありません」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は3月26日午後3~4時ごろ、神戸市垂水区に住む男性(78)の自宅を訪れ、銀杯やダイヤモンドの指輪など計15点(約15万円相当)を盗んだ疑い。 署によると、男は「以前買い取った靴の中にネックレスが入っていたので届けに来た」などと訪問理由を説明。その上で、買い取りに出したい品がないかを確認し、男性がリビングに並べた貴金属の一部を持ち去った疑いがあるという。 男が立ち去った後、銀杯などがなくなっていることに男性が気付いて署に相談した。男性は昨年8月、当時男が勤めていた買い取り会社に靴を売っていたという。