宮津署に侵入し押収車から窃盗か ベトナム国籍の男を逮捕

京都府の宮津警察署に男が侵入し、押収品の車から物が盗まれた事件で、警察はきょう、ベトナム国籍の男を再逮捕しました。 建造物侵入と窃盗の疑いで再逮捕されたのは、ベトナム国籍の、ファム・ヴァン・クアン容疑者(26)です。 ファム容疑者は先月22日夜、宮津警察署のフェンスをよじ登って侵入し、敷地内に止められていた押収品の軽乗用車の中からボストンバッグなど3点を盗んだ疑いがもたれています。 この車は先月21日に、宮津市内の天橋立の通行禁止区域に放置されているのが見つかり、車体とナンバープレートが一致しなかったことから、警察が道路交通法違反と道路運送車両法違反の疑いで押収していました。 警察は、防犯カメラの映像などからファム容疑者を割り出し、今月14日にこの車を無免許で運転した疑いなどで逮捕していて、きょう、警察署への侵入と窃盗の疑いで再逮捕しました。 ファム容疑者は、警察の調べに対し容疑を認めていて「在留カードなどがあってどうしても取り返す必要があった。警察署と分かったうえで入った」と話しているということです。

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