佐賀県伊万里市で親子が殺傷された強盗殺人事件。 監理団体が事件前に実施した面談では逮捕された技能実習生から、金銭的なトラブルなどの話が出ていなかったことが分かりました。 警察が動機などについて詳しく調べています。 7月26日、伊万里市東山代町の住宅で日本語講師の椋本舞子さんをナイフで殺害し、現金1万円余りを奪ったとしてベトナム国籍の技能実習生、ダム・ズイ・カン容疑者が逮捕されました。 椋本さんの母親も首などをナイフで切りつけられ、深い傷を負いました。 ダム容疑者は食品加工工場で働いていましたが、仲介した監理団体によりますと、今月中旬に実施した面談では、金銭的なトラブルや生活に困窮していた話は出なかったということです。 ダム容疑者は事件発生の4時間半ほど前まで出勤していたということで、警察が事件前後の足取りや動機などについて詳しく調べています。