2025年8月、覚せい剤や大麻の成分を含む麻薬を県内に密輸入しようとしたとして、観光目的で来沖したアメリカ国籍の男が、逮捕・送検されていたことがわかりました。 覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、アメリカ国籍の自称会社員、イフィオク・アクパンダク容疑者(34)です。 警察や沖縄地区税関によりますと、アクパンダク容疑者は2025年8月13日、覚せい剤の成分を含む粒状のもの1.68グラムを密輸しようとした疑いがもたれています。 税関職員が入国審査で、観光目的で韓国経由で来沖したアクパンダク容疑者の様子を不審に思い調べたところ、リュックのポケットに入っていた覚せい剤を発見したということです。また同じリュックから、大麻の成分を含む菓子のような麻薬5.25グラムも見つかりました。 男は警察の調べに容疑を否認し、税関に対しては、覚せい剤はアメリカで処方されている薬で、麻薬については一般的に売られているものだと話しているということです。 警察はアクパンダク容疑者を2025年8月15日に送検し、麻薬についても追送検する予定で、地区税関は2025年9月1日付けで地検に告発しました。