マカオ、ゴミのポイ捨てで過料受け取締官襲う…中国人の男逮捕

マカオ司法警察局は9月1日、ゴミのポイ捨てに対する取り締まりを行っていたマカオ政府市政署の職員3人を襲撃するなどしたとして中国人(中国本土居民)の男(30代)を逮捕したと発表。 同局によれば、今年(2025年)7月25日午後、市政署の職員3人がマカオ半島北部の路上で取り締まりを行っていた際、上述の男がゴミのポイ捨てをしたのを発見したことから、相手に対して身分証の提示を求め、過料を科す手続きをしていたところ、相手は協力を拒否し、3人を押しのけて場を離れたことから追跡を行ったが、その過程で3人が二度にわたって相手側から押し倒され、相手は職員1人の職員証を奪って逃走を図ったという。また、3人の負傷程度については、法医学鑑定により普通傷害に符合するレベルだったとのこと。 通報を受けた同局が捜査に着手し、男の身元の割り出しに成功。男はすでにマカオから出境済みだったが、男が8月31日午後に關閘イミグレーションからマカオへ入境したことがわかったため、同施設内で逮捕に成功。男は同局の調べに対して協力を拒否しているが、同局では捜査で得られた情報を総合的に判断した結果、男の関与は濃厚とし、男を強盗、反抗、脅迫の罪で検察院送致するとした。

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