大阪府内の公園で、遊歩道にいた女性を転倒させてけがを負わせ、靴下を奪い取ったとして、無職の男が再逮捕されました。 男は女性を約20分間にわたり1.5キロ尾行していたとみられています。 強盗致傷の疑いで再逮捕されたのは、大阪府泉南市に住む無職の栗本晃来容疑者(23)です。 栗本容疑者は8月15日夜、府内の公園の遊歩道で、帰宅途中だった20代の女性を転倒させ、足首をつかんで靴下を奪い取った疑いが持たれています。 女性は両ひじや手などにすり傷や打撲などのけがをしました。 警察によりますと、現場付近の複数の防犯カメラに女性を約20分間にわたって1.5キロ尾行する栗本容疑者とみられる男が映っていました。 警察の調べに対して栗本容疑者は「1人で歩いている女性のあとをつけ、後ろからその女性の両足首をつかみ、転倒させ、女性が履いていた靴下を脱がせて奪いました」と容疑を認める供述をしているということです。 栗本容疑者は今年7月にも府内の路上で30代の女性を約50分にわたって4キロほど尾行した後、女性を転倒させ、うなじのにおいを嗅ぐなどのわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつ致傷の疑いで逮捕されていました。