投資名目詐欺で高知市の30代女性から350万円あまりを詐取した疑い 長野県の男(25)逮捕【高知】

投資名目をうたい、女性から350万円あまりを騙し取った疑いで、長野県の無職の男が逮捕されました。男は被害者から自身の銀行口座にお金を振り込ませていました。 逮捕されたのは長野県上田市の無職の男(25)です。警察の調べによりますと男はおととし6月20日から去年5月1日までの間、高知市の30代女性から現金353万5000円を騙し取った詐欺の疑いが持たれています。 おととし6月20日、女性が投資に興味を抱いていたことを知った友人が、SNSのグループチャットを紹介。女性はチャットを通して男と知り合いました。その後、男は女性に「FX」や「仮想通貨」「NISA」への投資で「3か月から半年で倍以上になる」などと嘘の投資話を持ちかけたところ、女性は約1年の間に17回に分けて男名義の銀行口座に、合わせて353万円あまりを振り込んだということです。 最後の振り込みが終わった去年5月1日以降、女性が「投資で得た利益を引き出したい」と男に伝えたものの、出金がなかったことから、女性は男に「警察や弁護士に相談する」と伝えました。すると連絡が途絶え、不審に思った女性が警察に相談したことで事件が発覚。振込口座から男を特定したということです。 調べに対し男は「お金を受け取ったことは事実だが、騙し取ったわけではない」と容疑を否認する供述をしているということです。今のところ、高知市の女性以外のグループチャットのメンバーから被害の相談はないということです。 警察は男が単独犯だったかどうかや余罪の有無、騙し取った金の使い道など捜査を進める方針です。

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