清水尋也被告 保証金200万円で保釈、謝罪「俳優の未来に期待してくださっていた皆さまを裏切る結果に」

大麻を所持したとして麻薬取締法違反の罪で起訴された俳優の清水尋也被告(26)が24日夜、勾留先の警視庁湾岸署から保釈された。保釈保証金は200万円。一方、一緒に大麻を所持したとして、NHK大河ドラマ「青天を衝け」などに出演した俳優の遠藤健慎(24)が同法違反の疑いで逮捕された。容疑を否認している。芋づる式の逮捕に衝撃が走った。 午後7時16分、黒スーツと黒ネクタイ姿で弁護人と共に正面口に姿を見せた清水被告。集まった約100人の報道陣を見渡し「このたびは申し訳ございませんでした」と5秒間、頭を下げた。はっきりした口調で「私の行為によって多くの方々にご心配、ご迷惑をおかけしてしまったこと、深くおわび申し上げます。私の俳優としての未来に期待してくださっていた関係者、ファンの皆さまを裏切る結果になってしまったこと、心から反省しております」と述べた。 再び15秒間、頭を下げて謝罪、会釈すると報道陣に視線を向けず、しっかりした足取りで黒いハイエースへ向かい、署を後にした。 過ちの代償は大きい。出演していたTBS日曜劇場「19番目のカルテ」では、7日放送の最終回で出演場面が全カット。この日、同局の定例会見で合田隆信専務は賠償を求める予定はないとしたが「残念ですの一言」。29日開始のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」も降板。局関係者によると、撮り直しに伴う損失は数千万円規模ともみられている。 失った信頼を取り戻し、再起の道を歩むのは簡単ではなさそうだ。

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