自宅で化学薬品などを合成し覚せい剤を製造した疑いで24歳の男が逮捕された。覚せい剤を製造した疑いでの検挙は福島県内で初。 覚せい剤取締法違反(製造)の容疑で逮捕されたのは大学院生の男(24)。 警察によると男は2025年3月に、山形県米沢市の自宅で、化学薬品を合成させるなどの科学的な方法で覚せい剤を製造した疑い。 調べに対し男は「覚せい剤の効果に興味があった」「自分で使用した」などと容疑を認めているという。 男は2025年3月に「麻薬取り調べ官に追われていて逃げてきた」などと言って郡山市内の交番にやってきて、覚せい剤を製造していたことを自首したという。 その後7月に、覚せい剤の使用の疑いで逮捕されていた。 警察は男の供述から、覚せい剤の製造方法などを関係機関で再現するなどして証拠を集めてきていて、覚せい剤を製造するために使われていたと見られる薬品や器具など約240点の押収物を報道陣に公開した。