「ボディタッチは禁止」押収品の誓約書を県警が公開 メンズエステ店の客から現金脅し取るために使用か

メンズエステ店の客から現金を脅し取った疑いで経営者らが逮捕された事件。恐喝に使われたとみられる誓約書が公開されました。 警察署の机に並ぶ大量の書類。恐喝事件が起きたメンズエステ店からの押収品です。 メンズエステ店を経営する亀﨑日向容疑者23歳と、従業員の井上拓真容疑者25歳は店を営む熊本市中央区のアパートの一室で、男性客に対し施術中の女性従業員の体を触ったなどと因縁をつけ「示談金を払え払わないなら警察に行くぞ」などと言い、現金を脅し取ったなどの疑いでことし3回逮捕されています。 警察によりますと、2人は客に対し「セラピストへのボディタッチは禁止」などの誓約書を書かせる一方、女性従業員には体を触らせるように仕向け客に金を要求したとみられます。 また、女性従業員の体に触った場合、罰金を支払えば和解すると書かれた示談書も用意していました。 警察にはこれまでに約30件の被害相談が寄せられています。また、押収した書類から被害総額が1億円以上にのぼるとみて、警察は組織的な犯行も視野に捜査しています。

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