西日本各地で、メンズエステ店をめぐり犯行を繰り返していたとみられています。警察は、組織的な関与を視野に調べを進めています。 100万円の領収書の控え。ただし書きは「示談金」と書かれています。 西日本各地で繰り返されていたとされるメンズエステ店の恐喝事件の証拠品です。 メンズエステ店経営の男(23)とメンズエステ店従業員の男(25)は、去年、熊本市中央区にある別々のマンションの1室のメンズエステ店で、利用客に女性従業員の体を触ったなどと因縁をつけ、現金を脅し取った疑いで逮捕、送検されています。 警察は、これらの事件の証拠品として押収された示談書や領収書などを公開しました。 警察によると、2人は、西日本で2~3カ月ごとにマンションを借り換えるなどし、犯行を繰り返し、被害者は数百人、被害額は1億円を超えるとみられています。 警察は、2人の認否を明らかにしていませんが、背後に暴力団やトクリュウによる組織的な関与がないか資金の流れなどを調べています。