盗品である銅線ケーブルを架空の人物になりすまし約223万円で売却 犯罪収益等隠匿の疑いでベトナム国籍の男(33)を再逮捕《新潟》

11月26日、盗品かつ犯罪収益である銅線ケーブルを、架空の人物になりすまして金属買取業者に売却したとして、犯罪収益等隠匿の疑いで群馬県に住む中古自動車販売・金属買取業のベトナム国籍の男(33)が再逮捕されました。 警察によりますと、男はことし5月16日、群馬県伊勢崎市内の金属買取業者に対して、買い取り伝票に虚偽の氏名や電話番号を記入して提出し、盗品かつ犯罪収益である銅線ケーブル約1584キログラムを架空の人物を名乗って売却した疑いがもたれています。 男は売却の前日である5月15日、群馬県伊勢崎市内の男の事務所がある敷地内で、複数のカンボジア人の男らから銅線ケーブルを盗品と知りながら買い取ったとして、ことし11月に盗品等有償譲受けなどの疑いで逮捕されていました。 男は、カンボジア人の男らから銅線ケーブルを約171万円で買い受け、これまでに入手していた別の銅線ケーブルも合わせ約223万円で売却したとみられています。 この銅線ケーブルは、ことし5月に新発田市の民間の太陽光発電施設から盗まれたもので、実行役のカンボジア人の男らも窃盗の疑いなどで逮捕されていました。 男の認否について、警察はコメントしていません。 男が売却した先の金属買取業者は個人経営の業者で、男との関係性は捜査中ですが、警察はこの人物も転売目的で買い受けたとみています。盗品の流通先や男の余罪について、警察が詳しく調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加