西畑大吾(なにわ男子)が主演、品川ヒロシが監督を務める新ドラマ「マトリと狂犬」の予告映像がYouTubeで解禁。オープニング主題歌をオレンジスパイニクラブが担当し、森田想、九条ジョー、本宮泰風らが出演することもわかった。 原作・田島隆、作画・マサシによるマンガ「マトリと狂犬 -路地裏の男達-」をもとにした本作は、薬物汚染の闇を描くアクションエンタテインメント。六本木のクラブでコカインを過剰摂取した客がウェイターを刺し、自らも死亡する事件が発生したことから物語が展開する。売れっ子の子役から転落し、薬物の売人をしていた梅沢恭之介は、麻薬取締官(通称マトリ)の黒崎徹から逮捕しない代わりに「俺のS(スパイ)になれ」と脅迫される。そんな矢先、梅沢は警視庁薬物銃器対策課・警部補の葛城彰斗からも警察のスパイになるよう命令され、“マトリと警察のダブルスパイ”という、地獄の立場に追い込まれていくのだった。西畑が梅沢、細田善彦が黒崎、向井理が葛城に扮する。 森田が演じるのは、大学生の杉原葵。九条は、自身のファンである葵を薬漬けにする千葉のローカルタレント・加賀響役で出演する。麻薬取締部捜査第一課課長・新庄丈役には木村祐一、新庄の部下である麻薬取締官の灰沼太一役には少路勇介、麻薬取締官の青島遥役には山谷花純、同じく麻薬取締官の稲葉瑛二役には山下永玖(ONE N' ONLY)がキャスティングされた。 また梅沢を窮地に追いやる過激な半グレ組織のボス・松原努に平埜生成、指定暴力団・佐伯組組長の佐伯竜に深水元基が扮する。加賀に薬物をあっせんしていた食品メーカー2代目社長・永田紀明役は趙珉和が担い、本宮は警視庁組織犯罪対策部の部長・鬼塚桃蔵役に選ばれた。 オレンジスパイニクラブのスズキナオト(G, Cho)は、本作のために書き下ろした「blur」について「正義や悪ってのは曖昧で『自分にとっての正義が誰かにとって悪』なんてありきたりだけど、つくづく輪郭が無く終わりの無いテーマだな、と感じる。だからこそ、どこにフォーカスを当てるのかものすごく悩んだ。今回はあえてその曖昧さをテーマにした」と思いをつづった。楽曲は予告映像で聴くことができる。 「マトリと狂犬」はMBS / TBSドラマイズム枠で1月20日深夜に放送スタート。脚本は「Qrosの女 スクープという名の狂気」の服部隆が品川と共同で執筆し、監督として松下洋平も参加する。 ■ スズキナオト(オレンジスパイニクラブ)コメント 打ち合わせの際、品川監督から主人公目線でのイメージを共有してもらった。 「右に落ちれば地獄で左に落ちれば正義」 「正義とうたいすぎず、ギリギリで危ないところを生きている」「何が正しいか明確な答えがない世界」 正義や悪ってのは曖昧で「自分にとっての正義が誰かにとって悪」なんてありきたりだけど、つくづく輪郭が無く終わりの無いテーマだな、と感じる。 だからこそ、どこにフォーカスを当てるのかものすごく悩んだ。今回はあえてその曖昧さをテーマにした。 タイトルは「blur」 曖昧のほかにおぼろげのような意味もある。 なにかと答えの出ない時代ですが「この曲がこのドラマの主題歌でよかった」と多くの人に思っていただけたら嬉しいです。 ■ ドラマイズム「マトリと狂犬」番組情報 □ 放送局・放送日時 MBS 2026年1月20日(火)スタート 毎週火曜 24:59~ TBS 2026年1月20日(火)スタート 毎週火曜 25:28~ □ 配信 TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間 Netflixにて見放題独占配信 □ スタッフ・キャスト 原作:田島隆・マサシ「マトリと狂犬 ―路地裏の男達―」 脚本:服部隆 / 品川ヒロシ 監督:品川ヒロシ / 松下洋平 音楽:田井モトヨシ 出演:西畑大吾(なにわ男子)/ 細田善彦 / 森田想 / 九条ジョー / 木村祐一 / 少路勇介 / 山谷花純 / 山下永玖(ONE N' ONLY)/ 平埜生成 / 趙珉和 / 深水元基 / 本宮泰風 / 向井理 ほか ©田島隆・マサシ(秋田書店)/「マトリと狂犬」製作委員会・MBS