オンラインカジノで高校生が賭博をするのを手助けしたとして、大阪府警は4日、住居不定、無職の渡辺陸容疑者(23)を常習賭博幇助(ほうじょ)の疑いで逮捕したと発表した。 渡辺容疑者は「弁護士と話をするまでは何も言いたくない」と述べているという。 サイバー犯罪捜査課によると、渡辺容疑者は2024年1~12月、海外のオンラインカジノを利用する当時高校生の2人から19回にわたり、計約5万円の電子マネーを受け取り、カジノサイト内の賭博に使用できる「通貨」を送った疑いがある。 府警は渡辺容疑者が電子マネーをこの通貨に換える「換金屋」だったとみている。利用客から受け取った金額の25%を、手数料として受け取っていたとみられるという。 利用客はこの通貨を手に入れる際などに、サイト運営者から身分証の提示を求められるという。府警は渡辺容疑者が、身分証の提示を逃れようとする利用客らから依頼を受け、電子マネーの換金を繰り返していたとみて調べている。 府警が渡辺容疑者のスマートフォンを調べたところ、23年10月~25年5月、約2万5千回にわたって総額1億円超の電子マネーを受け取り、換金していた形跡があったという。(小島弘之)