元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(56)が26日、Xを更新。現行犯逮捕された(その後釈放)元巨人阿部慎之助氏(47)の監督辞任が発表された件をめぐり、私見をつづった。 阿部監督は25日、18歳の長女に対する暴行の疑いで警視庁に現行犯逮捕された。東京都渋谷区内の自宅で18歳の長女と15歳の次女のけんかを止めようとして、仲裁に入った。しかし、娘に言い返されたことで「カッとなった」などと供述している。仲裁した際にたたかれた形になった長女が児童相談所に通報した。26日午前0時すぎ、調べを受けた警視庁渋谷署から釈放された。そして同日昼、監督辞任が発表された。 巨人が確認した事実関係は、5月25日午後6時頃、阿部氏は、都内の自宅で姉妹がケンカを始めたため、それを止めようとした際、長女から言い返されたことに腹を立て、長女の襟元をつかみ、投げ飛ばして倒すなどの暴行を加えた。長女にけがはなかった。 阿部氏が26日開いた会見では、長女の手紙が紹介され「まず、殴る蹴るといった事実はございませんでした」「警察が来て一番驚いているのは私自身です。父が目前で連行される姿をみて、私は泣き崩れてしまいました」「実際、父はいつも陽気で私とはダジャレを読みあい笑い合う仲で、一緒に食事にも出かける通常の家族として行動しています」「父とはすでに仲直りをしておりますので、ご安心ください」などと書かれていた。 橋下氏は26日夕から更新したXで、巨人の山口寿一オーナーが「監督を続けることは許されない」などとコメントしたことなどを報じた、FNNプライムオンラインの記事を添付。「違うと思う。今、児童相談所・警察は初動において子供保護のためには過剰気味に動く。その後当事者からきちんと説明があれば社会は許すべき」と述べた。 さらに続くポストで「児童相談所・警察の動きで社会的制裁が強すぎれば、児童相談所・警察は過剰気味に動けない。僕は知事・市長時代、あとから間違っていたとしても過剰気味に子供保護に動くように指示を出した」「もし児童相談所の対応が間違っていたなら、知事・市長が謝ると。その時に厳しく対応せずに子供の命が失われて後から後悔するよりも、間違ってもいいから過剰に対応して、間違っていれば謝ればいいと。児童相談所・警察は子供を保護するためなら過剰気味に動けばいい。しかしその後の当事者の説明で、家庭内で対応できそうであれば、社会は家庭に委ねるべき。過剰な社会的制裁は、むしろ児童相談所や警察の動きを鈍らせる」などと指摘した。 さらに「ファン商売である巨人も、世間からの反発を気にしてこのような対応を取らざるを得ない。あとは社会の反応次第。阿部さんの子供さんを守るためには、社会が阿部さんに反省を求めつつも許していくべき」とした。