特捜部の取り調べ映像、法廷で8月に再生へ テクノシステム国賠訴訟、東京地裁が決定

東京地検特捜部の検事による違法な取り調べで精神的苦痛を受けたとして、太陽光発電関連会社「テクノシステム」社長の生田尚之被告(52)=1審有罪、控訴=が国に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が2日、東京地裁であった。大須賀寛之裁判長は、取り調べの録画映像を8月10日の次回期日で再生することを決定した。10月1日にも弁論を開いて結審する見通し。 生田被告の代理人弁護士によると、再生される予定の映像は1時間10分程度。被告は逮捕後の取り調べで、堀木博司検事(57)(現・大阪高検)から「検察庁を敵視することは反社(反社会的勢力)や」などと侮辱されたと訴えている。 生田被告は、金融機関から融資金約22億円を詐取した罪などに問われ、地裁は3月、懲役11年の判決を言い渡した。被告側は控訴している。 取り調べをめぐっては、最高検が一部を「不適正」と認定。地裁は6月、堀木検事を特別公務員暴行陵虐罪で刑事裁判にかける付審判決定をしており、今後、公判が開かれる。

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