【08月28日 KOREA WAVE】韓国南東部の慶尚北道(キョンサンプクト)慶山(キョンサン)市で、20代の中国人女性留学生が殺害・遺棄された事件で、殺人などの疑いで逮捕・送検された同じ中国籍の大学非常勤講師の男(30代)が「被害者と秘密裏に交際していた」と供述していることが分かった。一方、被害者の知人らは「交際は事実無根で、一方的に付きまとわれていた」と証言しており、警察は供述の信ぴょう性や詳しい犯行動機の解明を進めている。 捜査当局によると、容疑者の男は20日未明、被害女性の首を絞めて殺害した疑いが持たれている。 男は警察の調べに対し、「周囲に隠れて交際していたが、被害者から『結婚してくれないなら関係を公表する』と脅されたため殺害した」という趣旨の供述をしているという。 これに対し、被害女性と同じ大学に通う中国人留学生らは男の主張を真っ向から否定している。 知人らによると、女性にはすでに中国国内に交際相手がおり、大学院の修了証を受け取るため今月14日に韓国に入国したばかりだった。中国での就職も内定しており、23日に帰国する予定だったという。知人らは「男は指導を担当した外部講師に過ぎず、一方的に女性を追いかけ回していただけだ」と話している。 男は犯行後、遺体を損壊して慶山や大邱(テグ)、京畿道(キョンギド)など複数の場所に遺棄したとみられる。 さらに、犯行後は女装して顔を隠した状態で現場を離れて東大邱駅へ移動したほか、翌日には自ら警察へ「彼女が戻ってこない」と虚偽の失踪届を提出し、捜査を撹乱しようとしていたという(偽計による公務執行妨害の疑い)。 男は地元の整形外科に勤務しながら、被害者の大学で非常勤講師として「リハビリ治療学」や「神経解剖学」を教えていた。警察は残る遺体の捜索を続けるとともに、男の精神鑑定(サイコパス診断)の実施や実名・顔写真の公開の是非を検討している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News