ロンドン(CNN) 英警察の対テロ部門は20日、米軍のB1爆撃機が配備されていた英空軍のフェアフォード基地で先月起きた事件の捜査で、男2人を再逮捕したと発表した。警察の声明によると、再逮捕されたのは英国籍の男(24)と、英国とイランの二重国籍の男(25)。イランの情報機関に協力した疑いが持たれている。対テロ部門の幹部は声明で、「捜査に関連して、これまでに男7人を逮捕した」と説明。「捜査を続けた結果、きょう、このうち2人を国家安全保障法第3条に定める外国情報機関への協力に関する容疑で再逮捕した」と述べた。そのうえで「捜査は現在も続いており、証拠の収集を進めている。ただ、現時点で我々の見方は変わっていない。イラン政府が関与した可能性が極めて高いと考えている」と述べた。残る5人は現在、保釈されている。警察は7人の氏名を公表していない。英当局は9月下旬、米空軍が長年使用してきたフェアフォード基地の近くで、男5人を「テロ行為の準備」と爆発物に関する犯罪の疑いで逮捕したと発表していた。現場一帯には軍の爆発物処理班や警察官が集結し、基地周辺の住民を避難させる対応が取られた。バーナム英首相は今月、フェアフォード基地を狙ったとみられる計画について、「ほぼ間違いなくイランのイスラム革命防衛隊が指示したものだ」との見解を示した。イラン側はこうした疑惑を強く否定している。トランプ米大統領は当時、逮捕を評価し、米国は英国と協力して対応に当たったと記者団に説明。逮捕された男たちはフェアフォード基地に「大きな損害」を与える計画だったとの見方も示した。