公園のトイレから約900万が入ったカバンを持ち去ったか 受け子とみられる24歳女逮捕

仲間と共謀して電話で警察官などになりすまし、熊本市に住む男性から現金約900万円をだまし取ったとして、広島県に住む20代の女が逮捕されました。■31歳男性が被害に…詐欺の疑いで逮捕されたのは、広島県呉市広古新開に住む無職の村木由依加容疑者(24)です。女は仲間と共謀して警察官などになりすまし、熊本市に住む男性(31)に電話をかけ、今年5月15日に現金915万円をだまし取った疑いが持たれています。警察によりますと、今年4月15日、男性の携帯電話に金融機関の従業員や京都府警の警察官、検察官を名乗る人物から相次いで電話がありました。「あなたに特殊詐欺の容疑がかけられています。このままでは逮捕されますが、『逮捕前保釈金』を支払えば免れることができます」■500万、800万 そして900万円を公園に男性は秘匿性の高いアプリに誘導され、翌日に約500万円、その6日後に約800万円を、指示された口座に送金させられました。さらに、「あなたの保有する資産に犯罪収益がないか確認する必要がある。確認が済めば返す」と持ち掛けられました。男性は、家族や消費者金融から工面した約915万円を茶封筒に入れてビジネスバッグに詰め、5月15日、熊本市東区にある公園のトイレに置きました。■容疑者が回収…逮捕のきっかけは口座凍結今回の逮捕容疑はこの約915万円に対するもので、村木容疑者は男性が現金を置いた約5分後にバッグを回収し、その後、1人でタクシーに乗りこみ、熊本駅へ向かったとみられています。そして事件が起きた10日後に、金融機関から「”口座が凍結されている男性”が、ATMを利用している」と110番通報がありました。駆け付けた警察が男性から詳しく話を聞いたところ、今回の詐欺の被害に遭っていることが判明したということです。■なぜ男性の口座は凍結されていた?警察によりますと、被害を受けた男性はこの詐欺グループに自身の口座番号を教えていたとみられ、男性の口座が別の詐欺事件の振込先として悪用され、被害届が出されたことで口座が凍結されていました。

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