【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル警察庁は3日、風邪薬に含まれる成分を用いて覚醒剤を製造したとして、麻薬類管理に関する法律違反および薬事法違反の容疑で13人を検挙し、このうち4人を逮捕して先月までに送検したと発表した。 13人のうち主犯格を含む5人は、昨年4月から今年6月にかけてソウル郊外の京畿道平沢市内のマンションで風邪薬に含まれる成分であるプソイドエフェドリンや硫酸、塩酸などを混合・加工し、覚醒剤1.36キロ(末端価格約42億ウォン=約4億9500万円)を製造した疑いが持たれている。 警察によると、主犯格は2021年にも同様の手口で覚醒剤を製造した罪で服役。出所後に元受刑者らを集め、金銭目的で犯行に及んだ。 捜査の結果、容疑者らは海外の論文や科学実験の動画、類似した犯罪の判決文を参考に覚醒剤を製造したことが分かった。 警察は食品医薬品安全処に対し、プソイドエフェドリンを含む風邪薬を医師の処方が必要な専門医薬品に指定するよう依頼するとともに、大韓薬剤師会に風邪薬を販売する際の注意事項の周知を強化するよう要請した。