「空腹に耐えきれなかった」東京・杉並でコンビニ強盗未遂 容疑でベトナム人の男を再逮捕

コンビニエンスストアで店員に刃物を向けて現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁杉並署は強盗未遂と銃刀法違反の疑いで、ベトナム国籍で住所不定、職業不詳、タン・ホン・ソン容疑者(20)=入管難民法違反(旅券不携帯)の疑いで逮捕=を再逮捕した。容疑を認め「4日くらい前に家にあった食べ物を食べつくしてしまい、空腹に耐えきれなかった」と供述している。 再逮捕容疑は1月27日午前2時10分ごろ、東京都杉並区堀ノ内のコンビニ店内で、50代の男性店員に刃物を向けて「カネ、カネ」などと脅し、現金を奪おうとしたとしている。 署によると、タン容疑者は買い物客を装い、かごに飲料や菓子などを入れて会計中に刃物を出して脅迫。男性店員が店にあった除草用のスコップで抵抗すると、何も取らずに逃走したという。当時、店内に客はおらず、男性店員にけがはなかった。防犯カメラなどの捜査でタン容疑者が浮上した。

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