2023年、福岡県川崎町の太陽光発電所で弾痕と銃弾のようなものが見つかり、その後、警察が銃刀法違反と器物損壊の疑いで逮捕した33歳の女性と66歳の男性について、福岡地検は14日付けで不起訴処分としました。 また、同じ容疑で逮捕され、既に銃刀法違反の罪で起訴されている安方敏純被告(70)も、器物損壊の疑いについては不起訴処分としました。 理由はいずれも「諸般の事情を総合的に考慮した」としています。 この事件は2023年4月、川崎町安眞木の太陽光発電所で、パネルの下にある箱型の機器に直径1センチほどの弾痕のような穴と銃の弾のようなもの1つが見つかったものです。 警察は、防犯カメラの映像などから、拳銃を発砲したなどとして、安方敏純被告(70)と33歳の女性、66歳の男性の3人を器物損壊と銃刀法違反の疑いで去年9月に逮捕していました。 このうち安方被告は、路上で拳銃を発射したとして、銃刀法違反の罪で起訴されています。 警察は逮捕当時、3人の認否を明らかにしていません。