去年4月、米沢市の太陽光発電施設から時価1900万円相当の電力用ケーブルが盗まれた事件で、警察はカンボジア国籍の28歳の男を逮捕しました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、カンボジア国籍で住居不詳・無職のソム・ボット容疑者（28）です。 ソム容疑者は去年4月11日午後5時ごろから翌日午前9時ごろまでの間に、米沢市李山地内の情野建設工業が管理する太陽光発電施設に侵入。 何者かと共謀のうえ、電力用ケーブルおよそ4500メートルを盗んだ疑いが持たれています。 ソム容疑者は容疑を認めているということです。 警察が現場付近の防犯カメラなどを分析したところ、去年宮城県で同様にケーブルを盗んだ疑いなどで逮捕されていたソム容疑者の関与が浮上しました。 米沢市で盗まれたケーブルは時価1900万円相当、重量にしておよそ8トンになり、警察はいくつかの大型のトラックを使って運び出し、複数の共犯者がいるとみて調べを進めています。