愛媛県松山市内の高校で、男子生徒が同級生の首を切りつけ殺害しようとした事件。逮捕された男子生徒は、被害にあった生徒だけを狙って犯行に及んでいたことが捜査関係者への取材でわかりました。 この事件はきのう午後1時40分頃、松山市の聖カタリナ学園高校で16歳の男子生徒が同級生の首を包丁で切りつけ殺害しようとしたとして、警察に現行犯逮捕されたものです。切りつけられた生徒は病院に搬送されましたが、命に別条はありません。 被害生徒は授業時間外に複数人で移動中、首の後ろを切りつけられました。 捜査関係者によると、逮捕された生徒はこの生徒だけを狙って犯行に及んだということです。 男子生徒は犯行と殺意を認めていて、警察は2人の間にトラブルがあったかなど事件の詳しい経緯を調べています。 学校ではこの後、午後6時半から保護者への説明会を開いて事件について報告するということです。