三重県津市内の学校に侵入して現金などを盗んだとして、建造物侵入と窃盗の容疑で、津市白塚町に住む自称・生活支援員の山中紫苑容疑者（23）が25日に逮捕されました。 警察によりますと、山中容疑者は、去年3月25日午前8時20分から午後1時頃までの間、津市にある学校内の準備室に忍び込み、置いてあった講師（当時）の女性のリュックサックと中に入っていた現金7万円や財布など合わせて9点（時価4万7000円相当）を盗んだ疑いが持たれています。 リュックサックが無くなっているのに気づいた女性が、その日のうちに警察に被害届を提出しました。 犯行当時、山中容疑者が学校内に侵入したことには誰も気づいておらず、警察で捜査を進めていたところ、防犯カメラの映像などから山中容疑者の逮捕に至ったということです。 警察の調べに対し山中容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということで、犯行の動機や経緯など詳しく取り調べています。