インスリンで夫を殺害しようとした女 送検【愛媛】

2024年10月、夫にインスリンを注射して殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された妻が11日、松山地検に送られました。 警察などによりますと、松山市鉄砲町の無職の女(59)は2024年10月3日、当時住んでいた市内のアパートの一室で、夫(当時57)に糖尿病の治療薬のインスリンを注射し殺害しようとした、殺人未遂の疑いが持たれています。 警察によりますと、使われたインスリンは、糖尿病の持病がある容疑者が病院から処方されていました。 当時、夫婦は2人暮らしで、複数の持病があった夫はほぼ寝たきりの状態だったということです。 夫はベッドに寝ていたところを注射されて重症低血糖症となり、意識がもうろうとした状態で市内の病院に救急搬送されその後回復していましたが、2024年に別の病気で亡くなっています。 容疑者は警察の調べに対し「インスリンを打って殺そうとしたことは間違いない」と容疑を認めています。 捜査関係者によりますと、2人は生活保護を受けていて、夫婦の間で金銭トラブルがあったということで、警察で引き続き動機などを調べています。

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