特殊詐欺に関わったとしてカンボジアで拘束された日本人29人を日本に移送するため、愛知県警の捜査員などが8月19日、現地に出発しました。 カンボジアでは2025年5月、愛知県警の情報をもとに北西部の都市・ポイペトで日本を狙った特殊詐欺の拠点が摘発され、現地当局が「かけ子」とみられる日本人の男女29人を拘束していました。 愛知県警はこれまでにも捜査員を現地に派遣し、押収したスマートフォンの解析などを進めて29人全員の逮捕状を取っていました。 愛知県警によりますと、海外を拠点とした特殊詐欺事件では、過去最大級の摘発となるということで、近く全員を日本に移送し詐欺の疑いで逮捕する方針です。