今年8月、合志市の自宅で30代の女性会社員に無理やりキスをするなどした疑いで幹部自衛官の男が21日逮捕されました。 男は「いい雰囲気になったと思ったので抱きついてキスをした」などと供述し、容疑を否認しているということです。 不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、合志市豊岡に住む陸上自衛隊健軍駐屯地西部方面総監部3等陸佐の上田 浩介容疑者(52)です。 警察によりますと、上田容疑者は今年8月、営業先として容疑者宅を訪れた30代の女性会社員に対し、無理やりキスをするなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。 9月11日、「部下が顧客から性被害に遭った」と女性の上司から警察に通報があり、事件が発覚。 警察は女性から聞き取りなどを進め、21日上田容疑者を逮捕しました。 調べに対し、上田容疑者は容疑を否認していて、「いい雰囲気になったと思ったので抱きついてキスをした。そのほかのわいせつ行為は何のことを言っているか分からない。美人局じゃないのでしょうか」と供述しているということです。 西部方面総監 鳥海 誠司 陸将は「警察の捜査で明らかになった事実に基づき、厳正に対処する」とコメントしています。