女子中生買春の男に実刑判決・地裁八戸

青森県内に住む女子中学生に現金を渡してみだらな行為をしたとして、不同意性交や児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)などの罪に問われた八戸市新井田中ノ森、惣菜製造工の男(27)に、青森地裁八戸支部(内藤和道裁判長)は8日、懲役3年6月(求刑懲役5年6月)の実刑判決を言い渡した。 量刑理由で内藤裁判長は「性交などの態様が強引で被害者が嫌がる場面もあり、相手の気持ちや能力を軽んじる犯行だった」と非難。また交流サイト(SNS)などで知り合ったほかの女性にも強引な態様での性交などを繰り返し、2023年11月には関係をもった女性の首を絞めたり、顔をたたいたりして逮捕されたことに触れ「同種の事案の中でも犯情が悪く、実刑が相当」と断じた。 判決などによると、男は24年5月19日から同年6月2日にかけて、SNSで知り合った女子中学生=当時(15)=と連絡を取り、同日午後6時15分ごろから同7時45分ごろまで、十和田市内のホテルで現金4万円を渡してみだらな行為をした。

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