他人のマイナンバーカードを偽造して金融機関の口座を開設したなどとして、神奈川県警は15日、指定暴力団稲川会系組員の大原秀明容疑者(50)=相模原市南区相武台団地1=と、会社役員の鈴木翔汰容疑者(34)=埼玉県入間市=を、有印公文書偽造やマイナンバー法違反などの疑いで逮捕したと発表した。 逮捕容疑は今年2~4月ごろ、落とし物のマイナンバーカード1通を何者かから無償で譲り受けた後、カードを偽造し、東京都内の金融機関の他人名義の預金口座を開設したなどとしている。大原容疑者が「弁護士に相談します」と話しており、鈴木容疑者は「全て間違いありません」と容疑を認めているという。 県警は2人の自宅から他人のマイナカード約20枚や運転免許証約40枚、約1000人分の顔写真データが入ったパソコンなどを押収した。他人の名前や住所、顔写真をプリントしたシールを作成し、本物のカードの表面に貼り付けて偽造したと見ている。 県警は、偽造カードで契約した携帯電話や口座が犯罪グループに渡った可能性があると見て、資金の流れを調べている。