県内の神社で被害が相次ぐ屋根の銅板窃盗。20代の男が一連の事件に関与した疑いで再逮捕されました。罰当たりな事件から浮かび上がってきたのは、県内にある神社の8割を占める無人の神社での防犯対策の難しさです。山のように積み上げられた大量の銅板。その重さはおよそ170キロ。福井市内の神社の屋根からはぎとられたものの一部です。県内では、神社の屋根に使われている銅板が盗まれる被害が4件相次ぎ、南越前町での窃盗事件に関与した疑いで、福井市本堂町の解体業の男が5日、再逮捕されました。相次ぐ神社での銅板窃盗で共通していたのは、いずれも山あいにあり無人の神社だという点です。■県神社庁 福井支部 吉田武美 支部長「神主がいくつもの神社を掛け持ちしている。神主だけでは目が届きにくい」県神社庁によりますと、県内にあるおよそ1700の神社のうち、8割で宮司が常駐しておらず、地域の氏子が管理を担っています。また、山間部では人目につかず防犯カメラも少ないことから、神社庁は神主や氏子らに注意喚起のメールを送るなどして警戒を強めています。なお、窃盗被害に遭った神社では屋根の修復に銅板を使わないことも検討しているということです。